何年も前から「TIG溶接してみたい。その位は自分できないと!」と思ってきました。
そんな願望を長年持ちつつも、始めるきっかけもなく早幾年。
しか〜し、同業者様のご厚意から数年前にTIG溶接機を頂きました(感謝!)。
ただ、本体のみでしたので何をどうしたら良いのかわからずほぼ物を置く台になりかけて時が過ぎ、そんな状況をいつも面倒な溶接の仕事を受けていただいている方に話したら「見てあげるよ」と、溶接機が使えるかどうかを含め不足部品の調達もして頂ける事になりました。
本体メンテ・トーチ新調・アースケーブル交換・水冷用ウォーターポンプ・冷却水用タンク・アルゴンガス・ガスレギュレーター・タングステン・溶棒等々を揃えてセッティングして頂き、やっと使えるようになりました。
しかも溶接機の基本操作・溶接の基本的な仕方までレクチャーしてくれるとの事。
なんともありがたい話。
そして、いざスイッチオン
「ビビビ~ビビビ~・・・・」音と共に光り出すトーチの先
眩しいし、あちーし、もう何が何だか。
どこが溶けてるの?
トーチの先と母材の隙間を気にする間もなくあたふたして.....
こんなありさまです。
青春の証、ロンギヌスの槍.....
綺麗なビートを描くなんて遠い未来の話です。
溶接機があれば簡単にできると思っていました。
いろんなものが簡単にピッピッとくっつけられると思っていました。
溶棒が母材にくっついたり、タングステンが母材にくっついたり、母材に穴空いたり、難しいんですね溶接って。
トーチの先ってとっても繊細。
とりあえず「溶」は何となく出来ますが「接」が出来ません。
精進します。
2回目に続く>