#53.TIG溶接機あり〼。アルミフィン溶接編。

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溶接を極めると、こんなこともできちゃうのだ。


KAWASAKI H2のあるあるをご紹介します。
「クランクケースからシリンダーが抜けず、プラハンでシリンダーを叩いて、フィンを割っちゃった!汗」(あるある〜笑)
笑い事じゃありません!割ってしまった時の喪失感はただならないものです。

こんなのとか、

こんなの!
取り外しに悪戦苦闘した様子がヒシヒシと伝わってきます。

ご安心ください。フィンの割れ・欠け治ります!画像のように欠けた部分を整えて、

溶接でアルミを盛っていきます。

小さいクラックも溶接しやすいように、周辺を削り取ります。

溶接で肉盛り、形を整えて、また肉盛り。また整える。これをひたすら繰り返します。すると、

こんな欠けが、

無かったかのように!

こんなクラックも

無かったかのように!

こんな複雑な部分の欠けも

無かったかのようになります。
表面の質感まで元に戻すことが可能です。

溶接の技術を極めると、こんなことも出来てしまいます。その技術があるからこそ、かけがえのない一台が蘇ります。ホット&クールはかけがえのない一台の為に手間を惜しみません。依頼を希望の方、気軽にお問い合わせください。