制動の「核」リアブレーキシューを交換する。
リアブレーキシューVB-404
#30.スポークを張替える。でリアブレーキシューパネルを外しましたので、その続きからです。画像では新品のブレーキシューを並べてみました。
リアブレーキシュー固定ワッシャの割りピンを抜き、
リアブレーキシュー固定ワッシャを外します。
パネルからブレーキシューを抜き取ります。
取外したブレーキシューを新品と比べてみましょう。ハブの内側に当たる部分「ブレーキライニング」の厚みが全く違います。
続いてリアブレーキアームを留めているボルトを外し、
リアブレーキアーム、
ブレーキシューゲージ、
ブレーキカムシャフトを外します。
ブレーキカムシャフトは古いグリスとブレーキダストにより、固着している場合が非常に多いです。ブレーキシュー交換の際は必ず取り外して「洗浄」と「グリスアップ」をしましょう。
フェルトも取ります。
こちらが分解がしたブレーキパネル一式です。
お次は、お馴染みの洗浄!!ゴシゴシ行きますよ!!
綺麗サッパリ!!やっぱりきれいなパーツは気持ちいいです。
前回に続き再び登場。どこのご家庭にでもあるスレッドコンパウンドをご用意下さ〜い。無い場合は当店にてご購入お願いしま〜す。
ブレーキシューを取り付けるピンの部分にスレッドコンパウンドを塗って下さい。
こんな感じ。
カムシャフトにグリスを塗ります。こちらは摩擦の低減が出来れば良いので一般的なグリスで大丈夫です。
新品のブレーキシューは角を軽くバリ取りをしておきます。
では組み込み開始です。
リターンスプリングを引っ張り、ブレーキシューを広げ押し込んでいきます。
リアブレーキシュー固定ワッシャにもスレッドコンパウンドを塗っておきましょう。
リアブレーキシュー固定ワッシャをはめて、割りピンを差し込んでしっかりロック。
ボルトをはめたら、
リアブレーキパネル内オーバホール完了。リアホイールへの組み込みは次回。